オンライン講演会のお知らせ(お申込みページへ移動)!
9月に実施した調査のオンライン講演会を実施します!2回に分けて行います(基本は同じ内容です)ので、日程が合わないな~という人でもご安心を。
・2022年11月17日(木)19時30分〜21時30分
・2022年11月26日(土)19時30分〜21時30分
プロジェクト継続中ですので、今後の予定もお知らせします!
お知らせ 8月に予定されていた調査がコロナ感染拡大を受け、延期となっていましたが、9月の末に再開します!
調査を見学したい!という方は、お問い合わせください!
全体スケジュール
9月
18日 全員集合!
19日 潜水調査開始 機材準備 午後 あやちゃんダイビング体験 (旭漁港)
20日 ソナー探査 (旭漁港)
21日 ソナー探査 (旭漁港)
22日 潜水・踏査 (旭漁港、箱石、浜詰、間人など)
23日 潜水・踏査 (旭漁港、箱石、浜詰、間人など)
24日 見学会・報告会
25日 解散!
調査概要
8月に、旭漁港で1日のみ潜水調査を実施しました。はなぐり岩(船を括りつける岩・岩盤に彫り込んで作る)、陶磁器類などが水中で確認されました。その結果、旭漁港周辺で集中的に調査を実施した方が良い成果が得られるのでは?という認識に至りました。そのため、調査は旭漁港を中心に実施し、時間に余裕があれば久美浜湾、箱石浜、間人など(調査エリア)の踏査なども実施する予定です。 右の写真、岩礁ピットと呼ばれるのもの。丹後で見つかったモノではないですが、ときおり、このような穴が見つかることがあります。おそらく、岩礁に穴をあけ、ここに杭を立てたのでしょう。その杭を、船を留めるためにつかっていました。丹後の調査では、陸から歩いたら浅い場所に潜って、このような人工物・遺構があるか確認調査を進めます。
潜水調査では、海底面に落ちている遺物(陶磁器やイカリ石)を探します。やみくもに探すのではなく、きちんとガイドラインなどを使って調査個所を絞って調査を実施します。文化庁の『水中遺跡ハンドブック』には、いくつか調査方法が紹介されています。丹後の潜水調査も、ハンドブックに準じた調査を実施します。また、何か出土したポイントは、GPSで記録を取ります。水中ではGPSが使えないので、基本は、水面でGPSの記録を取ります。
潜水調査の他、音波探査も実施します。音波探査では、Humminbird社の機材を船に取り付けて、海底面の様子を探ります。小型ながら描写力は抜群です。
調査予定エリア
①旭漁港周辺
②久美浜湾内
③箱石浜沖
④浜詰
⑤静
⑥三津
⑦間人(たいざ)周辺
旭漁港では、特にこの黄色のエリアを中心に調査を実施します
1週間弱の短い期間ですが、これらの調査エリアに「何があるのか、水中遺跡調査のポテンシャル」を探ります。その結果をもとに、探査機器(音波探査など)を使用するエリアを選定します。今回は、特に旭漁港を中心に調査を実施します。
ライブ配信予定
9月
19日(日)
インスタライブ! 20:00~
HTTPS://WWW.INSTAGRAM.COM/ROOTS_KYOTANGO/
プロジェクトの再開を祝して、初日の報告を行ないます!
24日(土)
インスタライブ! 19:00~
HTTPS://WWW.INSTAGRAM.COM/ROOTS_KYOTANGO/
プロジェクト最終日です!成果の報告を行ないます!
20~23日の間…突然、現地からライブ配信?(メンバー限定)
現地説明会(9月24日)
水中遺跡調査の様子、日本国内では、ほとんど見る機会がありません…。そこで、丹後のプロジェクトでは、みなさんに調査の様子を見てもらう機会を提供します!現地(野外)での説明会、報告会の2本立てを予定しています。どなたでも参加できますが、主に考古学に興味のある方(大学生・教員・文化財行政職員・大学関係者など)、メディア、お近くにお住いの方を対象としています。
参加ご希望の方は、当ウェブサイトのお問い合わせにて受け付けています。
参加無料・人数制限あり(お早めにお申し込みください)
オンラインでの配信も予定しています。
9月報告会のお知らせ(PDF)
現地説明会24日(土)10:30開始
(集合・旭漁港~久美浜から西にあたります)
当日は、野外で実施しますが、雨天決行です。機材の説明、陸から見える遺構の確認などを実施しますが、多少濡れても良い恰好でご参加ください。また、希望者には船に乗っていただき遺跡を近くで見てもらうことも予定しています。海のコンディション次第では予定を変更して実施いたします。
プロジェクト報告会 24日(土)14:00開始
(集合・久美浜公民館・福祉センター)
屋内で実施しますので雨天決行です。調査に至る経緯、調査の方法、成果、今後の予定などをお話いたします。京丹後の海の歴史について、ちょっぴり詳しくなるかもしれません。水中考古学とはどんな学問か、その調査の実践の様子をお伝えいたします。海の中から見つかる遺跡から何がわかるのでしょうか?
コンテンツ
①プロジェクトニュースレター
ニュースレター番外編!(8/3追加!)
ニュースレタープロジェクト現地報告-初日(9/20追加!)
②動画チャンネル(現在準備中)
③水中考古学リンク・文献集(随時アップデート)
プロジェクト写真集